ベンツW124 260E リアアクスルフレーム腐食修理|絶望的な状況から再び公道へ
こんにちは、山内ガレージ岩﨑です。
今回の修理内容は、メルセデス・ベンツ260E(w124)12万キロ走行のリアアクスルフレーム交換です。
こちらの車両は、新車時からヤナセディーラー様にてずっとメンテナンスされてきたオーナー様にとってかけがえのない一台です。
しかしディーラー様にて車検で入庫した際に、リアアクスルフレームに深刻な腐食が発覚。
部品も生産終了だった為、このままでは車検に適合しないとのことでした。
「もうこのまま廃車にするしかないのか……」
そんな絶望的な状況の中、山内ガレージへ修理のご相談をいただき、正式にご入庫となりました。
ご入庫後、ピットから点検を行いました。
ここからが、私たちにとっても長い戦いの始まりでした。
リアアクスルフレームの腐食が進行しておりとても危険な状態でした。
さらにデフオイルからのオイル漏れやブレーキホース亀裂、フロントショックUPマウント亀裂も発覚しました。
お見積書を提出し承認をいただいたものの、今回は生産終了のため、新品での部品供給がありません。
新品がないのであれば、状態の良い中古メンバーを探し出し、それをベースに仕上げるしかありません。
なんとか苦労の末、リアアクスルフレーム(中古品)を見つけ出し、
当社に届くのを待って、防錆処理・塗装を施工しました。
今後長く乗っていただけるよう、出来る限りの対策を施しました。
デフオイル漏れ修理も行いました。
組み付けは各部トルク管理を徹底し組み付けを行い、ブレーキホース交換及びフロントショックUPマウント交換も行いました。
私たちの手でもう一度走らせたいという一心で、整備を続けました。
最後に4輪アライメント調整を完了。
ついに整備が完了し、無事に車検をパス。本来の走りが蘇りました。
長期間にわたる作業となり、オーナー様には大変長い時間お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
お引渡しの際に各交換部品の説明も行い、お客様からも『作業ご苦労様でした』とあたたかいお言葉を頂いたとき、
これまでの苦労がすべて吹き飛ぶような思いでした。
これらの年式の車両は、新品で購入できる純正部品はほとんどなく、社外品に頼るか、状態の良い中古部品を探す必要があります。今回はこれまでのネットワークを生かし、部品を調達することができましたが、流通している部品が減ってきているのも現状です。
山内ガレージは最善の方法をお客様にご提案できるように努めてまいります。
乗り続けるための整備を心がけて、お客様お一人おひとりの「愛車への想い」に全力でお応えしていきたいと、より強く思ったご依頼でした。
今後とも山内ガレージを宜しくお願い致します。



























